「まさか」、「やっぱり」、「なぜ助けられなかったのか」という、やりきれない思いが交錯し、吐きそうです。
イスラム国の処刑人とみられる黒覆面の男は、動画で次のように話しています。
「勝てない(イスラム国との)戦いに参加するという、安倍(総理大臣)の間違った決断によって、このナイフは後藤健二を殺害するだけでなく、日本国民がどこにいても殺されることになる。日本の悪夢が始まる。」
そして、座らされている後藤健二さんを殺害する映像が流れました。
これを受けて、日本の安倍総理大臣は、1日午前6時40分過ぎから官邸で記者会見しました。
「非道、卑劣極まりないテロな行為に強い怒りを覚えます。テロリストたちを、決して許しません。」
阿倍総理大臣は、続けて、「テロとの戦いを続けること」と「人道支援を増やすこと」を表明しました。
以前にもご紹介したとおり、後藤健二さんは、世界の子供を愛するジャーナリストで、決して武器をもたない人だったのに、残念でなりません。
後藤健二さんの著作を見てもわかるとおり、後藤さんの目は、戦地や紛争地域など、劣悪な環境で生きている子供たちに向いていました。
彼の講演会でも、「戦争をするのは大人の事情で、子供は犠牲になっている。今の唯一の希望は子供たちです。私たちにできることは、彼らに手を差し伸べ続けることです。」と話していました。
今は、後藤健二さんの死に際し、心より哀悼の気持ちを表明したいと思います。
そして、後藤さんの意志を最大限に活かすには、私たちにできることは何かを考えてみませんか。
追悼短歌 : 子供好き ジャーナリストが 星となる 我が子に会えず 平和祈って
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