今回は、10代の女子高校生、「ツナガール」を紹介します。
ツナガールってネットで検索すると、3つの答えが出てきました。
・1番目
「HKT48 ツナガール ~明日にエール~」というドラマです。AKB48グループの1つで博多を拠点にするアイドルグループ「HKT48」のメンバーが出演するドラマで、主演は穴井千鶴さんです。ツナガールとは、綱引き部を応援するチアガールという意味だそうです。
<HKT48のCDジャケット>
・2番目
携帯電話やスマートフォンで、四六時中誰かとコミュニケーションをとりたがる女子のことで、2001年頃の俗語です。 この場合の 『ツナガール』とは、『繋がる』と少女を意味する英語『girl(ガール)』をくっつけたものです。
今や、女子高校生の平均スマホ(携帯)使用時間は、1日7時間と言われています。ほとんどのJKが、この意味のツナガールということになりますが、ほとんど死語になっています。
・3番目
高知県立高知海洋高校の女子高校生で、まぐろの解体ショーを実演する女の子を言います。これが今回、紹介したい「ツナガール」です。
代々受け継がれているそうで、2015年春に卒業する磯崎まみさん(写真)が、第7代目のツナガールです。
たまたま「解体ショー」を見せていただく機会がありましたが、磯崎さんは、さすが海洋高校の生徒らしく、みごとな包丁さばきで、40Kgもあるまぐろを10分ほどで解体して、さしみや寿司(トロ)にしてしまいました。
この女子高生がまぐろの解体ショーをするという企画は大うけで、イベントやマスコミに引っ張りだこです。先代の第6代ツナガール・藤田由貴さんは、AKB48の本拠地、東京・秋葉原でも解体ショーを行い、喝采を浴びたそうです。
ちなみに、解体したマグロの一部はツナ缶にして、坂本龍馬や岩崎弥太郎など、高知を代表する偉人のイラストの入ったラベルを貼った缶詰にしてくれました。(写真)
<写真:ツナガールが解体したまぐろで作った缶詰>
「ツナガール」の通う高知海洋高校は、高知県土佐市にある県立高校で、海洋学科には、航海コースや食品科学コースなどがあり、約240名が勉強しているということです。
ツナガールをはじめ、生徒のみなさんが、坂本龍馬が海援隊を作ったように、日本の海を舞台にした漁業や水産加工業などで活躍されるよう期待したいと思います。
一句: ツナガール 竜馬のごとく 海捌(さば)く
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