2015年2月10日火曜日

韓国で火球を目撃 「火球」って何?

2015年2月8日の夜、韓国各地で火球が目撃されたとのニュースが流れています。この「火球」って何なのでしょうか?
 
 火球(かきゅう)は、ファイアーボール(fireball)とも言われ、「どの惑星よりも明るい流星」のことで、-3等級から-4等級より明るい流星のことを指すそうです。

 流星が発光するときの高度は、通常地上100~200kmくらいで、消滅する高度は70~90kmくらいです。しかし、「火球」と呼ばれるものは、質量が大きく消滅点が高度40~50kmになることもあり、隕石となって地上に落ちてくるものもあります。
 地上に落ちるかどうかは関係なく、一定の明るさ(-3等級から-4等級以上)があれば「火球」と呼ぶそうです。

 今回の韓国で火球以外でも、目撃例は多く、最近では2014年11月4日に九州を中心とした西日本で火球が目撃されています。また、東京・関東でも、2015年1月11日に目撃されています。

  これらの火球は、 「UFOか」という噂も出ていますが、流れ星の明るいものというのが、今ところ有力です。ちなみに、2013年2月15日に、ロシアに落ち数百人が負傷した有名な隕石
も、落下するとき見られた光は火球です。

 現実には一瞬で消えるので、なかなか見られるものではなく、流れ星と同じで見られればラッキーかも知れません。(願い事を3回言えれば叶うかも??)

 一句: 一瞬の 空の芸術 流れ星

<写真:火球の写真>

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