防災ミニ知識。今回は、大雪の情報です。
まず気象庁が、1月29日夕方発表した情報を紹介します。
30日に低気圧が発達しながら西日本・東日本の南岸を進み、31日には急速に発達しながら三陸沖を通って北海道東部に近づく見込みです。
その後2月1日にかけて冬型の気圧配置が強まる見込みです。
<気象庁29日17時発表の天気分布予報図>
当面、西日本では、29日(木)の夜から30日(金)の昼過ぎにかけて、東日本太平洋側では30日に、湿った雪が降り、山地・山沿いを中心に大雪となるところがあり、東京を含む平野部でも積雪となる見込みです。
1月29日の18時から30日18時までの、24時間に予想される降雪量はいずれも多いところで。
・ 中国地方 25センチ
・ 九州北部地方、四国地方、近畿地方、東海地方、関東甲信地方 20センチ
の見込みです。
<写真=昨年12月に雪で孤立化した四国の山間部>
ここからは、あまり雪になれていない、関東(東京)~北九州までのみなさんを中心に積雪への「防災ミニ知識」を紹介します。
(北日本のみなさんも、30日夕方以降は大雪・暴風などに警戒が必要です。)
まず、雪に備えるため、今からでもできる準備を紹介します。
(1) 車があれば渋滞や雪に閉じ込められた場合に備え、ガソリン等の燃料を満タ
ンにしておくことが重要です。簡易トイレや若干の飲料水と食料、使い捨てカイ
ロなども用意しましょう。
(2) 自宅では停電・孤立化しても大丈夫のように、懐中電灯やラジオ、電気以外
でも暖房可能なストーブ(なければ使い捨てカイロを多めに)を用意しましょう。
また、飲料水や食料も必要です。
主婦の目線では、大雪で葉物が値上がりするのを見越して、買っておくといい
とのアドバイスもあります。
(3) さらに、お風呂に生活用水用の水をためたり、携帯電話・スマホを充電し予
備の充電器も用意しておきたいものです。
(4) 雪が積もりだしたら、小降りの時に、家の玄関と車庫も前の雪をはいておく
と、あとで通りやすくなります。
(5) 外出時は、長くつ、保温できる携帯用ボトルに入れた暖かい飲み物、チョコ
レート等の携帯食料、通信・情報取得手段(携帯電話、スマホ、ラジオ等)など
をもって出ましょう。
いつもより時間に余裕をもち、慎重に外出することが大切です。
この他にも、家族や友人と連絡をとりあい、自分の居場所・安否をお互いに確認しあうことが需要です。
お互いに、雪で被害を受けないように、十分な準備と慎重な行動に心がけましょう。
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