2013年に起きた大噴火の直前にも山体膨張が観測されていて、その時は噴煙が火口から5000mの高さに達しました。
鹿児島地方気象台では、「2013年と同規模かそれ以上の噴火の恐れがあり、噴石や火砕流二も注意する必要がある」と、警戒を呼びかけています。
この桜島は、記録に残るだけで30回以上の大噴火が観測されています。
特に、、1471年(文明3年9月=室町中期・戦国時代)の文明大噴火、1779年(安永8年11月=江戸時代後期)の安政大噴火、1914年(大正3年1月)の大正大噴火の3大噴火は、大きな被害が出ました。
安永噴火では死者153人、大正噴火では死者58人で、火山灰は九州から関東・東北に達し、溶岩で桜島と大隅半島が陸続きになりました。
2015年1月になってからは、山体膨張以外にも、ゴッーという山鳴りがしたり、中腹から白煙があがったりの前兆現象と思われるものが観測されています。
近くの住民や観光客の方は、十分に注意して、昨年の御嶽山噴火を教訓として、生かしてほしいものです。
・一句 「大噴火 火山の如き ファイトもて」
<写真:桜島(鹿児島県鹿児島市)>
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