どの店へ行ってもガラガラです。
それを裏付けるように、2014年12月の全店売り上げは対前年度21.3%減で、これで11ヶ月連続減です。
マクドナルドと言えば、関東ではマック、関西ではマクドの愛称で親しまれ、1999年には全国3000店舗を超えたファーストフード界のガリバー的存在でした。
ところが、最近は信頼と経営状況がやばい状態になっています。
原因は、いろいろ考えられます。
・ 昨年7月に発覚した中国食品加工会社の期限切れ鶏肉を使用していた問題。
・ 8月に全店禁煙にしたことによる、愛煙家のマック離れ。
・ 昨年12月から今年1月にかけて、青森県・東京都・福島県・京都府など各地で止まらない異物混入問題。
いろいろな悪条件が重なったとも言えるかもしれませんが、もう一つ、対応にも問題がありそうです。
たとえば、鶏肉期限問題では「悪いのは中国食品加工会社である」と断言し、マクドナルドが鶏肉を出したことへの謝罪が、カサノバ社長の記者会見でありませんでした。
さらに、異物混入問題の謝罪記者会見には、社長の姿さえありませんでした。
たった一つの異物混入で全商品の回収と生産中止を決めた「ベヤング」とは、雲泥の差があったのでは?
ある経済ジャーナリストは、「マクドナルドは、食品の安全管理やクレーム対応部門を大幅に縮小してしまったことと、外国人社長の就任で、食の安全意識が希薄になった。」と言いますが、本当にそんな気がします。
1月10日早朝、兵庫県西宮市にある「西宮神社」で、今年の福男を決めるレースが行われました。
このレースで優勝した今年の福男・志和さんは、「マクドの復活が願いです。」と言ったそうです。
福男の願いが届き、マックやマクドに「0円笑顔」が戻る日を、期待したいものです。
一句 : 笑顔見て 朝のマックで 雨宿り
<写真:マクドナルドの看板>
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