2015年3月1日日曜日

あったか~い♪「カフェの話」1 ~保留(サスペンディド)コーヒー~

 3月になりましたが、まだまだ寒いですね。
 そこで、3月は「あったか~い ♪ カフェ」の話をいくつかしたいと思います。

 まず今回は、保留コ-ヒー(英語でサスペンディド・コーヒー)です。


  「保留コーヒー」は、イタリアのナポリが発祥と言われているもので、イタリアでは伝統的な助け合い精神に基づく運動です。(英語:Suspended coffee )

  ラッキーなことがあった時やふところに余裕がある時に、自分で飲むコーヒー代以外に、もう一杯分のコーヒー代を「誰か」のために、保留で支払います。

 その後、お金がない誰かが来て、「保留コーヒーありますか?」と聞いて、保留があれば、お金を支払わずに飲むことができます。

 
 もちろん、お金のある人も「保留コーヒー」を飲むことができ、お金のない誰かのために一杯分を払っていくこともできます。

 同じ一杯のコーヒーを飲んでも、知らない誰かのやさしい気持ちを受け取ることができて、「あったかいんだからぁ♪」という、クマムシみたいな気持ちになります。

 この運動は、イタリアはもちろん、アメリカやイギリスでも行われています。ロンドンでは、スターバックでも行われているそうです。

 日本でも一部の店では、実施されているそうで、日本のスターバックでも検討しているという話も聞きました。

 ただし、先日、私が行ったスターバックには、そんな表示はありませんでした。
(さすがに、「保留コーヒーありますか?」と、スタバで言う勇気はありませんでした。まだまだですね。<笑>)

 この運動が日本中に広まればいいと思います。

<写真: スターバックのケーキーとコーヒー(保留コーヒーではありません)>
 


 

 

 

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