2016年10月3日月曜日

リオから東京へ「1461日の紙飛行機」~誰もが夢に挑戦できる~

リオデジャネイロのオリンピック・パラリンピックが終わって、2020年東京オリンピック・パラリンピックへの1461日がもう始まっています。
 そうです。「1461日」とは、365日×4+1日(2月29日)=1461日、つまり、4年間のことです。

 リオ・オリンピックでは、日本選手の逆転が目立ちました。
 体操の内村航平選手をはじめ、レスリングの登坂絵莉、伊調薫。土性沙羅の女子3選手、バドミントンの高橋礼華選手と松友美佐紀選手のペアなどが、土壇場からの大逆転で金メダルを獲得しました。
 そのシーンをテレビで見る度、私たちが子供の頃見ていた「世界一への夢」を思い出させてくれ、本当に感動しました。

 テレビでは、試合の当日だけの「一瞬の勝負」に見えますが、本当はそれまでの4年間、1461日の練習の積み重ね、いえ、もしかしたら今まで選手たちが、青春・人生の日々に努力を積み重ねてきた結果、なんですよね。

 だからこそ、オリンピック・パラリンピックは、見る人に深い感動と夢みることの大切さを訴え、テレビでオリンピックを見て、「世界への夢」をスタートさせた内村航平選手のような子供たちが、出てくるのだと思います。

<体操男子 金メダル記念切手>



 リオ・オリンピック中継のテレビ朝日系のテーマソングに、福山雅治さんの「1461日」が選ばれていました。その歌詞の一部を紹介します。


♪「1461日」
(作詞・作曲・歌 福山雅治)


だけど そろそろ残りの人生逆算しながらテレビ見ながら
あと何十回 桜の花見れるかなって
すべての命に終わりがある そんな当たり前がちょっとね

でも僕は 君を見ていると 勇気が出ちゃうんだよ
1461日 人知れず 積み重ねたものが 溢れ出してしまうから
今 君は何を見つめながら 戦っているの

嬉しいなその汗が
嬉しいなその笑顔
時には自分に勝てることも
時には負けることもあるけど
君は君を変えた♪


 福山雅治さん自身の、この歌についてのコメントの一部を紹介します。
「『1461日』。出場するアスリートの皆さんは、その日数、どれほどの努力を積み重ねてきたのか。それをリオ五輪というステージで最善の形で表現することが出来るのか。毎回なんですが、観ていてこちら側が緊張で全身が固まります。と同時にとても興奮します。
勝手ながら、アスリート達の戦いからは「自分を変えることが出来るのは自分」というメッセージを受け取ってる気がしています。結果というのは誰のせいでもない。そのステージに立つ時は孤独なんだという決意を。」



 オリンピックやパラリンピックを見ていると、日常生活の中で忘れていた、「世界へ挑戦する」という自分が子供の頃描いていた夢が久々に心に蘇ってきます。
 そして、「誰もが夢をもち、挑戦する権利をもっている」ことを思いだし、やってみようという気持ちも出てきます。

 もちろん、その分野はアスリートだけではありません。
 それは「世界一になるための勉強」や「世界一になるための研究」だったり、「世界一のビジネス」だったり、「世界一のビジネスマン・ビジネスウーマン」だったり、「世界一優しい医療・介護」だったり、「世界一すてきな女性」だったり、「世界一かっこいい男」だったり、「世界一の親」だったり、「世界一勇気ある不登校」だったり、何でもいいし、何歳からでもいいんです。

 リオ・オリンピックの男子100m×4リレーで、日本初の銀メダルをとった山縣亮太選手はこう言っています。
「夢は実現できるんだということを、証明できた。」

 まずは「世界一の夢」をもって、「世界一努力する覚悟」をもって、「世界一」をめざしませんか。
 あのデイズニーランドの創始者、ウォルト・ディズニー氏はこう言っています。
  If you can dream it, you can do it.「夢みることができれば、それは実現できる。」

 リオのヒーロー、ヒロインたちを見て、私も1461日後、4年後を目指して。自分の夢に挑戦しようと思っています。
 皆さんも、「1枚の平面の紙が、大空を飛べるようになった紙飛行機」のように、2020年を目指してがんばっていきませんか。

 大切なのは結果ではなく、「どう飛んだか どこを飛んだのか」だと信じて、とりあえず1461日間、がんばってみましょう。


<白鳳大学オープンキャンパスのポスター>
  


♪「365日の紙飛行機」
(作詞:秋元康 作曲:角野寿和・青葉紘季 歌:AKB48)


人生は紙飛行機 願い乗せて 飛んでいくよ
風の中を 力の限り ただ進むだけ

その距離を競うより
どう飛んだか どこを飛んだのか

それが一番 大切なんだ
さぁ 心のままに 365日

飛んでいけ 飛んでみよう♪
     


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