2014年12月30日火曜日

ニワトリ3万7千羽皆殺し ~鳥インフルエンザって??

12月28日~29日、山口県長門市で「高原性鳥インフルエンザ」が発見され、養鶏場の鳥3万7000羽が殺処分になりました。
 
 素朴な疑問ですが、鳥インフルエンザってそんなに怖いものなのでしょうか。
 数羽が死んだだけで数万の鳥を殺すのはかわいそうなような気がします。
 
 今年は、山口県のほかにも、4月に熊本県、11月に千葉県、12月に入ってからは岐阜県や宮崎県でも、高原性鳥インフルエンザの陽性反応が出ました。いずれもN5型だそうです。
 
 鳥インフルエンザについて、ちょっと勉強してみましょう。
 
 厚生労働省などによると、今年人間界で流行っているインフルエンザは香港A型(A/H3N2亜型)やA/H1N1亜型だそうです。
 鳥もインフルエンザになることが知られており、渡り鳥などが媒介して流行します。
 
 中でもニワトリにうつると高確率で死亡するものを、「高原性鳥インフルエンザ」と言っています。
 この鳥から人間へうつるインフルエンザ(主にH5、H7型)が、インドネシアやベトナム、タイなどで発見されていますが、高温で加熱して食べれば大丈夫だとWHOなどが言っています。
 
 もっとも怖いのが、高原性鳥インフルエンザが変異して、人から人へうつり大流行(パンデミック)が移ることです。このパンデミックがもっとも想定されているのがN5型だということです。
 
 それでも、鳥を皆殺しにするしかないのは、悲しいですね。(涙)
 
 
<写真=死んだ鳥(イメージ)   注:この鳥は陰性でした>
 
 
 
 

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