2014年のノーベル物理学賞の受賞者の1人、中村修二さんがかつて勤務・研究していた「企業と実験室」があり、奥さんの出身地でもある徳島県阿南市。
この町のお菓子屋さん「森行朝日道」が、青色LEDをイメージしたまんじゅうを発売しました。題して「青雪」(写真)。
和菓子には珍しい青色のまんじゅうです。
現在、カリフォルニア大学教授の中村修二さんは、ここ阿南市にある日亜化学という企業で研究し、青色発光ダイオードを製品化することに成功しました。
東大、京大、名古屋大など旧帝国大学の出身者が大半を占める日本のノーベル賞受賞者の中で、中村修二氏は愛媛県出身で徳島大学工学部卒業という「地方大学の星」です。
阿南市では、当時、”小さな会社”だった日亜化学で青色発光ダイオードを研究し、母校の徳島大学の施設も借りながらがんばり、ついに世界最高のノーベル賞受賞者にまで上り詰めました。
このことに感謝し、中村さんは徳島大学へは、ノーベル賞賞金の半分を寄付するそうです。
一方、日亜化学は、青色発光ダイオードの製品化で急成長し、今や年商数百億、従業員8000人の大企業になっています。
さて、青色LEDをイメージしたおまんじゅうの味ですが、薄いおもちの皮の中に、こしあんが入っていておいしいです。
もしかしたら、これを食べるとノーベル賞を採れるかな???
こどもや学生さん、夢を目指す大人にも、食べていただきたいです。
<写真: 青色発光ダイオードをイメージしたまんじゅう「青雪」>
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