2014年12月30日火曜日

東京の男性 エボラ陰性

厚生労働省は12月29日の夜、東京の「エボラの疑いがあった患者」が陰性と発表しました。
これで4回連続で、日本のエボラの疑いがある患者は、陰性でした。よかったなと思います。
 
 ただし、世界では依然として、エボラ出血熱のパンデミックが続いています。
 WHOの発表では、12月19日現在で、1万9065人が感染し7000人が死亡しています。
 
 国別の死者数は、リベリア3346人、シエラレオネ2477人、ギニア1550人、ナイジェリア8人、マリ6人、そしてアメリカが1人です。
 
 エボラ出血熱の致死率は50%~90%以上といわれていて、治療法としては、治癒した元患者の血清を輸血するしかないのが現状です。
 
 アフリカでは、一家全員が感染死したり、親がエボラで死んだ孤児の引き取り手がなく飢え死にした例もあります。医者や看護師などの感染も多いということです。
 
 日本でエボラ患者が出ないことと、早く特効薬が見つかることを、願うばかりです。
 
 
<写真=エボラウイルス>
 
 
 

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