2014年12月31日水曜日

 整理していると「中居正広のどんべえ人形」の貴重(?)な写真がでてきたので、年越しそばの話をします。
 
 年を越す時に食べる「年越しそば」。その歴史は江戸時代の中期まで遡るそうです。
 年越しそばは、「新年も細く長く生きたい」という意味だと言われています。
 
 ところが元の意味は逆で、「そばはすぐに切れるので、一年の災いを断ち切る」のが本来の意味だそうです。
 そばが長く細くなるのは、実は「つなぎ」を入れるからで、本来のそば粉100%のそばは、すぐに切れるものなのです。
  今でも、日本三大秘境の一つで四国の山奥にる「祖谷(いや」)へ行くと、そば粉だけで作る「祖谷そば」があって短くきれる、でも天然100%のおいしいそばが食べれます。
 
 最後に、SMAPの中居正広君そっくりの「どんべえ人形」の写真をお見せします。これは中々当たらない、貴重な人形ですので、初めて見る人がほとんどだと思います。
 
 それでは、よい2015年をお迎えください。 
 
 
<写真=どんべえの景品:中居正広君のどんべえ人形>
 
 
 

大晦日と除夜の鐘

 2014年、最後のブログは「大晦日と除夜の鐘」の話をします。
 
  大晦日は「おおみそか」または「おおつごもり」と読みます。
  どちらも明治初めまで使われていた月を基準にした「太陰暦(旧暦)」に由来します。
 
  「おおみそか」は大三十日の意味で、旧暦では月の最後は30日か29日であったので、その1   年の最後の月の最後の日のことです。
 「おおつごもり」は、旧暦では30日が新月にあたり、1年最後の月がこもってしまう日を意味します。
 ちなみに、英語ではニューイヤー・イヴです。
 
 一方除夜の鐘は、人間の1年の煩悩を取り除くためのもので、旧年中に107回、新年になって1回つきます。
 この108回の意味としては、人間の煩悩の数だとか、一年の月の数(12)と二十四節句(24)と七十二候(72)を合わせたものとの説がありますが、もう一つ四苦八苦を合わせた数(4×9+8×9=36+72=108)という説もあります。
 大晦日の除夜の鐘の数は、四苦八苦を振り返るというのもいいかも。
 
 「除夜の鐘 百と八つの思い出に 泣き笑いして 今年も暮れる」 (じゅんくう)
 
 
<写真= 2014年の夕焼け>
 
 

2014年12月30日火曜日

ニワトリ3万7千羽皆殺し ~鳥インフルエンザって??

12月28日~29日、山口県長門市で「高原性鳥インフルエンザ」が発見され、養鶏場の鳥3万7000羽が殺処分になりました。
 
 素朴な疑問ですが、鳥インフルエンザってそんなに怖いものなのでしょうか。
 数羽が死んだだけで数万の鳥を殺すのはかわいそうなような気がします。
 
 今年は、山口県のほかにも、4月に熊本県、11月に千葉県、12月に入ってからは岐阜県や宮崎県でも、高原性鳥インフルエンザの陽性反応が出ました。いずれもN5型だそうです。
 
 鳥インフルエンザについて、ちょっと勉強してみましょう。
 
 厚生労働省などによると、今年人間界で流行っているインフルエンザは香港A型(A/H3N2亜型)やA/H1N1亜型だそうです。
 鳥もインフルエンザになることが知られており、渡り鳥などが媒介して流行します。
 
 中でもニワトリにうつると高確率で死亡するものを、「高原性鳥インフルエンザ」と言っています。
 この鳥から人間へうつるインフルエンザ(主にH5、H7型)が、インドネシアやベトナム、タイなどで発見されていますが、高温で加熱して食べれば大丈夫だとWHOなどが言っています。
 
 もっとも怖いのが、高原性鳥インフルエンザが変異して、人から人へうつり大流行(パンデミック)が移ることです。このパンデミックがもっとも想定されているのがN5型だということです。
 
 それでも、鳥を皆殺しにするしかないのは、悲しいですね。(涙)
 
 
<写真=死んだ鳥(イメージ)   注:この鳥は陰性でした>
 
 
 
 

東京の男性 エボラ陰性

厚生労働省は12月29日の夜、東京の「エボラの疑いがあった患者」が陰性と発表しました。
これで4回連続で、日本のエボラの疑いがある患者は、陰性でした。よかったなと思います。
 
 ただし、世界では依然として、エボラ出血熱のパンデミックが続いています。
 WHOの発表では、12月19日現在で、1万9065人が感染し7000人が死亡しています。
 
 国別の死者数は、リベリア3346人、シエラレオネ2477人、ギニア1550人、ナイジェリア8人、マリ6人、そしてアメリカが1人です。
 
 エボラ出血熱の致死率は50%~90%以上といわれていて、治療法としては、治癒した元患者の血清を輸血するしかないのが現状です。
 
 アフリカでは、一家全員が感染死したり、親がエボラで死んだ孤児の引き取り手がなく飢え死にした例もあります。医者や看護師などの感染も多いということです。
 
 日本でエボラ患者が出ないことと、早く特効薬が見つかることを、願うばかりです。
 
 
<写真=エボラウイルス>
 
 
 

2014年12月29日月曜日

えっ、日本へエボラ上陸?

2014年12月29日、東京都は、「西アフリカから21日に帰国した世田谷区在住の30代男性が発熱し、念のためエボラ出血熱の検査を受けている。」と発表しました。
 
 ええっ~年末にウソだろ。 って感じですね。 
 
 最近、日本ではエボラの話題が下火になっていましたが、WHOの12月19日の発表では、世界では1万9065人の感染者がいて、うち7000人が死亡しています。
 
 特に、今回の男性が行っていたシエラレオネでは、感染者が8759人、うち2477人が死亡しています。
 こんなところへ行って、エボラ患者の埋葬に立ち会ったということですので、感染の可能性はゼロではありません。本当に物騒がせだと思います。
 
 エボラ出血熱について、少し紹介します。
 
 潜伏期間は通常7日程度(最短2日、最長3週間)で、潜伏期間中は感染力はなく、発病後に感染力が発現するとのことです。
  発病は突発的で、発熱、嘔吐、下痢などの症状のあと、進行すると全身に出血が見られるということです。致死率は50 - 90%と非常に高いです。
 
 エボラ出血熱ウイルスに対するワクtチンや有効な医薬品などは確立されていません。しかしエボラ出血熱に感染した後に回復した元患者には抗体があり、元患者の血液や血清の投与が唯一の有効な治療法とされています。
 また、日本の富士薬品工業のインフルエンザ治療薬などが、効果があるのではと言われ治験中だそうです。
 
 今は、日本へ帰国した男性が、エボラ陰性であることを祈るばかりです。
 
 
<写真=エボラウイルス>
 
 

2014年12月27日土曜日

ノーベル賞受賞記念 青色LEDまんじゅう

 2014年のノーベル物理学賞の受賞者の1人、中村修二さんがかつて勤務・研究していた「企業と実験室」があり、奥さんの出身地でもある徳島県阿南市。
この町のお菓子屋さん「森行朝日道」が、青色LEDをイメージしたまんじゅうを発売しました。
 題して「青雪」(写真)。
 和菓子には珍しい青色のまんじゅうです。

  現在、カリフォルニア大学教授の中村修二さんは、ここ阿南市にある日亜化学という企業で研究し、青色発光ダイオードを製品化することに成功しました。

  東大、京大、名古屋大など旧帝国大学の出身者が大半を占める日本のノーベル賞受賞者の中で、中村修二氏は愛媛県出身で徳島大学工学部卒業という「地方大学の星」です。

  阿南市では、当時、”小さな会社”だった日亜化学で青色発光ダイオードを研究し、母校の徳島大学の施設も借りながらがんばり、ついに世界最高のノーベル賞受賞者にまで上り詰めました。

 このことに感謝し、中村さんは徳島大学へは、ノーベル賞賞金の半分を寄付するそうです。
一方、日亜化学は、青色発光ダイオードの製品化で急成長し、今や年商数百億、従業員8000人の大企業になっています。

 さて、青色LEDをイメージしたおまんじゅうの味ですが、薄いおもちの皮の中に、こしあんが入っていておいしいです。
 もしかしたら、これを食べるとノーベル賞を採れるかな???
 

 こどもや学生さん、夢を目指す大人にも、食べていただきたいです。

 

<写真: 青色発光ダイオードをイメージしたまんじゅう「青雪」>

 


 

 

2014年12月25日木曜日

シークレット・サンタ  ちょといい話

  クリスマスですね。

  1人きりのクリスマス=クリボッチの人、。仕事をしている人、家族と過ごす人- - -

    いろんなクリスマスを過ごす人たちに、ちょっといいクリスマスの話をします。

 

 

  「シークレットサンタ」 アメリカでの実話です。

 
  失業して一文無しになった男が、クリスマスにレストランで好きな料理を食べました。

 「これを食べたら、無銭飲食で刑務所に入ろう」

  そう思っていたのです。

  料理を食べてしまい支払いができずにモジモジしていると、一人のウエイターがやってきて、男の机の下にかがみ何かを拾いました。

 「お客様、落し物ですよ。」

 ちょうど男の食べた料理のお金が払える20ドル札を渡してくれました。

 「これは、僕のお金ではありません---」

 そう言いかけた男の言葉を遮り、ウエィターはいいました。

 「メリークリスマス」  

 

 おかげで男は刑務所に行かずにすみました。

 このあと、男は一生懸命に働き成功しました。

 そして、クリスマス度にが来る度に神様に感謝し、20ドル札を匿名で恵まれない人に贈る「シークレット サンタ」になりました。

 

 いい話ですね。そういえば日本にも、ほとんど使われなくなった2000円札がありますよね。

 「シークレット 2000円サンタ」 出てきてほしいですね。


 サンタクロースは、本当は、煙突から入ってくるのではなく、みんなの心の架け橋が入ってくるのだそうです。クリスマスの夜ぐらい、温かい心でいたいのものですね。

 メリークリスマス!
 

 

  <写真=世界一高いクリスマスツリー(大阪市 USJ)>

 



 

 

 

2014年12月23日火曜日

もうすぐクリスマスですが--冬は大雪と地震の季節?

もうすぐクリスマスですね。街は華やいでいます。
でも、冬は大雪と地震の季節とも言えます。

大雪が冬に多いのは当たり前ですが、大地震も不思議に冬に多いような気がします。
 
主なものをあげると、
・阪神淡路大震災 1995(平成7)年1月17日。
・昭和東南海地震 1944(昭和19)年12月7日
・昭和南海地震   1946(昭和21)年12月21日
 
・安政東海地震(幕末) 1854年12月23日
・安政南海地震      1854年12月24日  
です。
 
 さらに、海外でも、インド洋大津波を起こしたスマトラ沖地震が2004(平成16)年12月26日に起こっています。
 
 2011(平成23)年3月11日に起きた東日本大震災もまだ雪の降る季節でした。
 
 大雪と大地震は冬に多いような気がします。
 
 最近の孤立化も含めると、
(1) 電気を使わなくても使える「石油ストーブ」「カセットコンロ」「使い捨てカイロ」の用意
(2) 3日分の食料・水の用意
(3) トイレ等の生活用水に使える「風呂の水をためること」
(4) 「避難場所の下見を家族でする」
 
などもしておくといいと思います。
 
 
 
 
<写真=東日本大震災の被災地(宮城県仙台市)に揺れる復興を願う黄色いハンカチ>
 
 
 

子どもの頃の夢へ  再スタート

初めまして、私は「じゅんくう」です。
長い間、青春を、人生を休んでいましたが、
子どもの頃の夢、作家として自立する夢へ 今日、再スタートします。

1句
「我は行く 小春日和の その先へ」

これから来る真冬に向かって、冬眠ではなく夢を食べて生きていこうと思っています。
映画「男はつらいよ」の主題歌(作詞 星野哲郎)にあったように、
♪ドブに落ちても根のあるやつは いつかは蓮の花と咲く♪
を「地で生きたい」と思います。
よろしくお願いします。

<写真: 天国に咲くという 泥の中から咲くハスの花>