また、4月16日の夜からは大雨と暴風にも注意してください。
崩れそうな建物や橋や塀などの工作物から離れ、崖や河川の近くにも近づかないようにしてください。
ところで、16日の気象庁の記者会見で、4月14日の最大震度7の地震が前震で、16日の最大震度6強の地震が本震と発表しました。
なぜ、最大震度の小さい方が、本震なんでしょうか?
実は、地震が大きさは、震度ではなく、マグニチュード(M)と呼ばれる地震全体のエネルギーの量で表されます。
4月14日の震度7の地震のマグニチュードは6.5てしたが、4月16日の震度6強の地震のマグニチュードは7.3で、約16倍のエネルギーの大きさがありました。
マグニチュードは、アメリカの地震学者のチャールズ・リヒタ―が考えた単位で、欧米では、リヒタ―スケールと呼ばれています。
ちなみに、マグニチュードは対数ですので、マグニチュードが0.2上がるとネルギーは2倍になり、1上がると32倍になります。
阪神大震災はマグニチュード7.3、東日本大震災は9.0で、過去最大の地震のマグニチュードは9.5です。
恐竜が絶滅した隕石衝突のマグニチュードは、11.5~12と推計されています。
一方、震度は、日本の気象庁が決めた単位で、ある場所の揺れの強さを表します。
震度は7が最大で、震度5と6にだけ、弱と強があります。
菅官房長官が、最初の記者会見で震度7強と言っていましたが、震度7強はありません。
今回の地震は、まだまだ続きそうです。お互いに、できる準備をして、もしもに備えましょう。
私は、ペットボトルの水を買って、家族と避難場所を確認し、お風呂に水を貯めました。
それでは、地震や大雨に、十分、注意してください。
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